アトピー発症の時期と原因を特定!効果的なワセリンの保湿で肌を保護しよう

アトピー発症の時期と外的要因~経験者からヒントを得る~

親子

すでに子どものアトピーを経験した方の体験談には、改善のためのヒントがたくさんつまっています。発症時期や原因、解決法など参考にできることもあるでしょう。

子どものアトピーが発症しやすい時期

子どもがアトピーを発症しやすい年齢は、4ヶ月~3歳児までといわれています。食物アレルギーがある場合は発症年齢が低く、皮膚の乾燥など外的要因の影響は3歳頃に現われることが多いようです。また、誕生月によっても発症数は異なっているとされており、乾燥が影響するのか、秋生まれの子どもは多くなる傾向があります。2歳までは食べ物、汗、刺激物、細菌などに注意してください。2~12歳までは、食べ物、刺激、発汗、ハウスダスト、カビ、ストレスなど要因も増えていきます。多くの場合は7・8歳くらいで症状が改善することが多いようです。

アトピーの子どもを持つ親の声

私の娘は2歳の時にアトピーを発症しました。(30代/みきさん)

うちの子どもは2歳からアトピーの診断がありました。今までは飲み薬、ステロイド軟膏、保湿剤などを試してきました。薬を使用しながらも、適切なケアを私たちがやってあげることで、症状は軽減しています。一時期私が2人目出産の時に入院したら、娘の症状が悪くなっていたことがあり、改めて普段のこまめな保湿ケアが重要なんだなと思わされました。親が薬の使い方をきちんと知り、保湿の重要さを理解することが、子どものアトピー改善に役立つと思います。

私の息子は生後3カ月頃からアトピーの症状が現れ始めました。(20代/みさきさん)

6ヶ月の息子は、3ヶ月のころから乳児湿疹でした。肘や膝の裏、首などの関節部分に湿疹がひどく、一次はアトピーかと思ったくらいです。しかし、保湿ケアをしっかりやっていれば改善したという話も聞いていたので、保湿剤を毎日こまめに塗ってあげていました。すると最近はだいぶ症状も落ち着いているようです。また、室内の湿度にも注意して、できるだけ肌の乾燥を予防していました。乳幼児は肌が乾燥しやすいようで、保湿ケアが重要みたいです。

1歳で発症したアトピーと根気強く向き合いました。(30代/ゆりこさん)

息子がアトピーだと診断されたのは1歳の時でした。その当時の治療法といえばステロイド軟膏を塗る方法でした。軟膏を塗ってあげると綺麗になるのですが、また数ヶ月後にぶりかえしてしまうのです。次第に薬は強くなっていき、どうしようと悩んだ末にいきついたのが「脱ステロイド」を実践している病院でした。今でもアトピーの治療は続けていますが、保湿ケアも一緒にやりながら対処できています。今は膝の裏のみに湿疹がある程度で、たまにかゆくなることもあるけど乗り切っています。

アトピー悪化の外的要因を知る

子どものアトピーで外的要因となるのは、発汗や乾燥が多いです。1歳前後は食物アレルギーの要因が大きいのですが、消化器官が成熟するにしたがい、その原因は少なくなっていきます。その代わりアトピーの子どもに幅広くみられるのが、発汗や乾燥なのです。とくに成長とともにドライスキンの影響を受けやすくなり、外部刺激により敏感になっていきます。赤ちゃんは汗をかきやすいのですが、皮脂の量も充分あります。そして3歳ころになると皮脂の量が減っていき、ドライスキンによる影響が強くなっていきます。アトピーを持つ親たちの口コミを見てもわかるとおり、保湿ケアは大変重要です。

保湿剤で肌への刺激を絶つ~ワセリンの重要性~

肌が乾燥するとバリア機能が低くなってしまい、少しの刺激にも弱くなってしまいます。そのためのケアで重要なのが保湿です。保湿のみのシンプルケアができるワセリンは、アトピーには最適だといえるでしょう。

子どもの肌を保湿する

一度アトピーになってしまうと、根本的に治すことは難しくなります。しかし、日常生活で保湿を心がけ、できるだけ刺激を防ぐことはできます。子どものアトピーは、これ以上症状を進行させないよう対処して、日常生活に支障が出ないようにすることが大切です。病院から処方されるステロイド剤は炎症を緩和させる治療薬で、保湿効果はありません。掻き壊して炎症がひどい時に使用し、肌の乾燥には保湿剤を使ってください。炎症があればステロイド軟膏と保湿剤の重ね塗り、乾燥だけの部位には保湿剤のみを塗りましょう。

ワセリンの種類

黄色ワセリン
安価なワセリンが黄色ワセリンです。精製度は低くなっているのですが、皮膚にトラブルが少ない人はこれでも充分活用できます。ワセリンは石油を精製して作られるもので、不純物が入っているものが黄色ワセリンといいます。純度が低いため、皮膚疾患がある方は使わないほうがよいでしょう。昔は黄色ワセリンが一般的で、純度が高いワセリンがありませんでした。しかし、現在は純度の高いワセリンも売られるようになり、子どものアトピー肌など、皮膚が敏感な人に黄色ワセリンはあまり使われなくなりました。
白色ワセリン
精製度が高いのが白色ワセリンです。黄色ワセリンより純度が高く、敏感肌や子どものアトピー肌にも使うことができるのが特長です。白色ワセリンは、さらに純度の高い「日本薬局」と表示されたものがあります。これは炎症がある皮膚にも使用でき、日光を浴びる顔にも使って構いません。この白色ワセリンは調剤薬局やドラッグストアなどで買うことができます。一般的にワセリンというと、この白ワセリンのことを示すことが多いです。
プロペト
白ワセリンよりも純度が高いのがプロペトです。日本薬局のワセリンの一種で、不純物が少ないため、医療現場ではアトピーの保湿剤としても処方されています。刺激に弱い子どもやアトピーの肌にも使えて、刺激が少ないのが特徴です。デリケートな目の周りにも使用することができるので、日本薬局の白ワセリンでも刺激がある方はこれを使うと良いでしょう。皮膚科で処方してもらうと保険を適応させることができ、安く買えます。市販薬にも同じ成分のものが売られているので、ニーズにより使い分けてみましょう。

ワセリンの上手な選び方

ワセリンといっても種類はいろいろあるため、目的別に選んでください。選び方のポイントは純度の高さで、黄色ワセリン、白色ワセリン、プロペト、サンホワイトの順で純度が高くなります。精製度が高いものはお値段も高くなりますが、肌への刺激は弱くなります。子どものアトピーに使うなら、手軽なものは日本薬局の白色ワセリン、医療機関処方ならプロペト、それでも刺激があるならサンホワイトを選んでください。

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