保湿に合わせて入浴方法を見直すことでアトピー肌改善が見える

保湿には正しい方法がある~入浴と併せて効果を高める~

親子

アトピーの子どもに保湿ケアをしてあげるなら、正しいやり方を覚えてください。入浴後はとくに肌が乾燥しやすいので、併せて保湿をするようにしましょう。

ワセリンと保湿剤の使い分け

ワセリンは石油を精製して作られたものです。天然のものじゃないから危険という考え方を持っている方も多いようですが、実は植物エキスを配合したもののほうが刺激を与えている可能性があるのです。ワセリンは油膜を作るのに特化したもので、肌に溜め込んだ水分を蒸発させない役割があります。実はアトピーの医療現場でも使われていて、火傷や擦り傷の治療にも使われているのです。一方で保湿剤は肌に水分を与える役割を持っている違いがあります。

子どもの肌を保湿する手順

入浴

入浴すると肌の皮脂が流されてしまい、肌の内側に溜め込んでいる水分がどんどん蒸発していきます。このままだと肌が乾燥しやすくなるため、入浴後は5分以内に保湿剤を塗ってください。保湿剤は手のひらで優しく馴染ませるだけで良いので、こすらないようにしましょう。関節のように成分が入りにくい箇所は皮膚を伸ばして、アトピーの場合は耳や目の周りなど乾燥しやすい箇所も塗ってください。また、体を洗った時の泡は、肘や膝の裏に溜まりやすいので、軽く撫でながら流しましょう。

保湿剤

保湿剤はアトピー症状が出ていない時にも、子どもに塗ってあげてください。保湿剤にはさまざまな種類があって、使用感も違うので、季節や好みに合わせて選びましょう。また、皮膚科を受診しているなら、処方された保湿剤をお風呂あがりに塗る方法もあります。保湿のためですから量はたっぷりと、1日2回塗ると効果的です。保湿剤は皮膚に乗せるように塗るのが良く、すりこんだり薄く塗ったりすると効果が半減してしまいます。1日2回の頻度を、3週間続けると角質層の保湿を高めるというデータもあります。

ワセリン

ワセリンは油分のみのため、乾いている肌に塗っても効果があまり期待できません。アトピーの方は事前に保湿剤を塗り、その上から重ね塗りしてください。入浴後5分以内に保湿剤とワセリンを塗るのが最適ですが、5分以上経ってしまったら、霧吹きで肌を湿らせてからワセリンを塗り重ねましょう。ワセリンは薄く伸ばす程度でよく、少量を手のひらで温めてから皮膚に伸ばします。先に保湿をしておくことで、肌に溜め込んだ水分の蒸発を防いでくれます。

アトピーの子どもがお風呂に入る場合

何気なく毎日入っているお風呂が、子どものアトピーをひどくしていることもあるかもしれません。日本人は綺麗好きのため、肌をゴシゴシ擦って洗うのが好きな人が多いようです。しかし、洗いすぎは皮脂を余計に洗い流してしまい、肌のバリア機能を弱くしている原因なのです。また、熱い湯船に長時間浸かることも避けるべきです。皮脂が多く溶け出すデメリットや、アトピーの場合、温められるとかゆくなる問題があります。さらに注意したいのが、石鹸の洗い残しです。肘や膝の裏などは残りやすいため、念入りに流すようにしてください。

石鹸を使わない入浴法の疑問


どうして石鹸を使わない入浴方が効果的だといわれているのですか?
皮膚の汚れや脂は石鹸で溶かして取るものだと考えていないでしょうか。石鹸を多く使いすぎると、皮脂が多く流されてしまい、皮膚が乾燥してかゆくなってしまいます。皮脂は皮脂腺から分泌され、皮膚を覆うバリア機能を持っています。皮膚組織にある水分を蒸発から防いだり、外界の刺激から守ったりする機能もあります。子どもでアトピーがある方は、石鹸を使う必要はありません。皮脂や垢は、毎日の入浴で綺麗に落ちるともいわれています。気になる場合は入浴中に軽く指先で擦れば、垢を落とすことは可能です。
石鹸を使わないなんて、ちゃんと汚れが落ちるか心配です。
実はお湯だけでも約80%の汚れは落ちているといわれているのです。石鹸を使わない入浴法は100%石鹸を使わないということではなく、ニオイや汚れが気になる部位だけ使うというやり方もあります。アトピーの子どもの場合は、カサカサしやすい箇所は避けて、お尻のように汚れやすい部分だけ石鹸で洗えば、それほど汚れは気にならないはずです。子どもの汚れは、季節や汗により変わってくるので、外でたくさん遊んだ日は石鹸を使用するなど使い分けてみてください。

何度か繰り返すことで改善に繋がる

石鹸なし入浴法が合う子どもなのかは、試さないとわかりません。アトピーがある場合は、一度石鹸なしで試してみて、肌の変化を確認してみてください。たとえば、1週間石鹸使ってみた時と、1週間石鹸を使わなかった時の肌の状態を比べてみるのです。これを何度か繰り返していくと、子どもに合っているのか合っていないのか、変化がわかります。1日単位では変化はわかりにくいので、1週間ごとやるのがポイントです。

内側からのアトピー改善~簡単にできる栄養管理~

子どものアトピーは、年齢が小さいほど食べ物の影響を受けていることがあります。大きくなっても食物アレルギーを持つ子どももいるので、栄養面に気をつけ対策していきましょう。

子どもの食生活を見直す

アトピーを克服するには、食物アレルギーがないか検査してみてください。もし特定の食品にアレルギー反応が出なくても、もともとアトピーの子どもは刺激物には弱いので、栄養バランスに配慮して刺激に強い体質にしていくことは大切です。とくに食品添加物が多いジャンクフードを避けたり、脂っこい食事を避けたりすることは重要となります。また、免疫機能に関与する腸を丈夫にする食事に配慮し、消化の悪いたんぱく質の過剰摂取に注意してください。良質な油は皮脂にもなるため、よい油は適度にとりましょう。

アトピー治療と向き合う母親の意見

私の息子はアトピーを発症しています。食事にいろいろと注意してあげてはいるのですが、好き嫌いが激しくなかなか栄養バランスに気を使うことができていません。そんな息子のために毎日メニューを考えるのも大変なので、サプリメントを活用しています。毎日の食生活で不要なものを補うことをメインに考えていて、とくに安全性には配慮しているつもりです。子どもにサプリメントを摂取させる場合は、安全面にも注意したいので、情報収集を欠かさないようにしています。

サプリで栄養管理は万全

子どもは味覚が敏感なので、大人が食べることができる野菜でも、苦手な場合がよくあります。親としてはいろいろな食材を取り入れたメニューを心がけたいのですが、好き嫌いが多い子どもには食べてくれる料理を見つけるのも大変なことです。そんな場合には、サプリメントを活用するのも1つの方法でしょう。サプリメントは栄養バランスの改善に使うことができ、不足しがちな栄養素を補うことができます。とくにアトピーがある子どもは、栄養面にも配慮してあげたいので補助食品を使うことも検討してみてください。

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